スクーリングの概要

スクーリング(面接授業)とは、大学のキャンパスなどに通学し、教員との面接形式で行われる授業のことをいいます。スクーリングが設定されている科目は必ず受講しなければ単位修得に至りません。開講日程や受講条件などを考慮のうえ、各自の学習計画に沿って受講してください。
※メディア授業のうち、授業形態が「リアルタイム」の科目は、スクーリングと同様の運用を行います。

スクーリング・メディア授業[リアルタイム]の受講には申し込み手続きが必要です。

卒業に必要な面接授業単位

法令の定めにより、卒業に必要な単位数124単位のうち30単位以上はスクーリングで修得した単位でなければなりません(メディア授業単位は、面接授業単位として換算します)。この30単位には入学時の認定単位のうち面接授業単位として認定された単位数も含みます。

受講順序について

下記の科目はローマ数字の順序で受講してください。

  • 絵画I・II、(※)、VI・VII
  • 日本画I・II、(※)、VI・VII
  • 版画I・II、(※)、VI・VII
  • プロダクトデザインI・II
  • インテリアデザインI・II
  • デザインリサーチI・II
  • グラフィックデザイン基礎I・II
  • 情報システム基礎I・II

(※)「絵画III~V」「日本画III~V」「版画III~V」は開講日程の都合などでローマ数字順に受講できない場合は、受講順序は問いません。

下記の科目はローマ数字の順序で受講することを推奨します。

  • イメージ編集I・II
  • コミュニケーション研究I・II

受講条件

受講できる科目は今年度に履修登録している科目のみで、同一日程で受講できるのは1科目です。同じ日程で複数の科目を申し込んだり、科目試験を受験したりすることはできません。また、すでに合格している授業を受講することもできません。
なお、受講するための条件として「通信課題を特定の期限日までに提出していること」「通信課題が合格していること」「他科目のスクーリングを受講済みであること」などの条件が課されている科目があります。
具体的な受講条件は『2024年度スクーリング持参物スクーリング・メディア授業[リアルタイム]受講条件/オンラインプラス実施日程』に掲載します。必ず申込手続き前に確認してください。この条件を満たすことができなかった場合は受講することができません。

  • 受講条件を満たせず授業を受講できなかった場合でも、各期の受講申込取消期限を過ぎると、受講料の返還はできませんので注意してください。

受講人数制限

スクーリング受講人数に定員のある科目があり、定員の数を超えて申込みがあった場合は抽選になります(三鷹ルームでの開講科目はすべて人数制限があります)。年度内に複数回開講される科目であってもすべて抽選漏れになる可能性もあります。卒業や進学等に関わる単位修得にこれらの科目を見込むことは控えてください。
定員のある科目や前年度に抽選のあった科目については、『Webシラバス』や月刊誌『武蔵美通信』3・4月号に掲載しますので確認してください。

出席日数(欠席・遅刻・早退の取り扱い)

受講時間数は法令の定めにより全日程の出席が必要です。仕事の都合、病欠など事由によらず参加できなければ「欠席」となります。取消期限前に出席できないことが判明した際は、速やかに取消手続きをしてください。取消期限後の欠席については、受講料の返還ができません。
成績評価の対象となるには、受講日程の5/6以上の出席が必要です。これは「日程の1/6は欠席してもよい」ということではなく、あくまでも全日程の受講が前提となっています。また、初日の前提講義や最終日の講評など、出席が必須の時間があります。こうした時間に欠席した場合には出席要件を満たせません。
なお、欠席は半日単位で計算します。遅刻・早退は1/3日欠席として換算します。遅刻・早退・欠席の累積で5/6以上の出席が無ければ、その評価は不合格となり、あらためて他の日程で受講申込のうえ、受講しなければなりません。

評価・成績

評価は随時、Webキャンパスで確認できます。「成績・学習状況照会」で確認してください。Webキャンパスを利用できない場合は10月と2月に「成績通知書」を送付しますので、確認してください。

スクーリングの申し込み方法

実施要項

  • メディア授業[リアルタイム]も同様。

1. 2024年度開講期間

名称 開講期間 受講申込・納入期間
(16:30必着)
受付申込
取消期限
(16:30必着)
月刊誌『武蔵美通信』
申込手続書類の同封号
春期第1回 4月26日(金)~
5月26日(日)
4月 1 日(月)~
4月10日(水)
4月17日(水) 4月号
春期第2回 5月31日(金)~
7月14日(日)
4月27日(土)~
5月 8 日(水)
5月15日(水) 5月号
夏期 7月16日(火)~
8月25日(日)
6月 1 日(土)~
6月12日(水)
6月19日(水) 6月号
秋期  9 月 6 日(金)~
10月13日(日)
7月17日(水)~
7月31日(水)
8月 8 日(木) 7+8月号
冬期第1回 10月18日(金)~
11月24日(日)
 9 月18日(水)~
 9 月30日(月)
10月 7 日(月) 9月号
冬期第2回 11月29日(金)~
 1 月26日(日)
10月25日(金)~
11月 6 日(水)
11月13日(水) 10月号
  • 2つの期にまたがって開講する科目(前半が秋期週末スクーリング開講期間、後半が冬期第1回週末スクーリング開講期間など)の受講申込期間は前半日程が属する期間となります。
  • 受講申込取消期限後に取消手続を行った場合は、スクーリング受講料の返還はできません。
  • 受講申込取消期限までに取消手続を行った場合のスクーリング受講料については、取消期限の約1カ月後に返還となります。
  • 月刊誌『武蔵美通信』事務連絡はWebキャンパス「お知らせ」にて閲覧ができます。月刊誌未着を理由とした申込の遅れは認められません。

2. 開講科目・開講日程

スクーリング・メディア授業[リアルタイム]日程表をご覧ください。

3. スクーリング・メディア授業[リアルタイム]受講料

2024年度スクーリング・メディア授業[リアルタイム]受講料一覧(学1課程)PDF

鷹の台キャンパス・三鷹ルーム・市ヶ谷キャンパスにおいて受講する場合
講義科目(1単位につき) ………………………………….  8,000 円
講義科目以外の授業科目(1単位につき) …………….…13,000 円

上記以外の会場において受講する場合
講義科目以外の授業科目(1単位につき) …………….…16,000 円

講義科目
  造形文化科目のうち「レポート入門II」
  教職に関する科目のうち「教育方法(ICT活用含む)」「美術教育法II」「美術教育法IV」「工芸教育法II」「教育実践の理論と方法」
  ※「教育実践の理論と方法(第2回)」「教育実践の理論と方法(第3回)」「介護等体験」は受講料0円です。
  ※ 受講する授業科目によっては、別途教材費がかかるものがあります。

4. 受講申込手続

Webキャンパスにログインし、「学生メニュー」内「スクーリング申請・取消」画面で受講したい科目を申請します。Webシステムでは申込期間内のみ受講申込を入力できるようになっています。

申し込みの手順

  1. 「スクーリング申請・取消」で受講したい科目を選択し、申請する。申込内容に誤りが無いか確かめて「処理が正常に完了しました」の表示が出るまで申込操作を行う。
    Webキャンパス操作ガイドを参照してください。
  2. 「スクーリング情報一覧」画面で申込内容が表示されているか確認する(表示が無ければ最初から行う)。
  3. 受講料の合計金額を納入する。

申し込み時の注意事項

申込期限日の16:30までに入力操作を終え、「学生メニュー」内の「スクーリング情報一覧」画面で申込科目が表示されるか確認すること。パソコンの不具合やインターネット回線の混雑などによる期限後の申込には対応していません。
Webシステムの入力および受講料の納入があって申込完了となります。どちらかが欠けていると申込の受付はできません。

受講料の振り込み方法

金融機関窓口を利用する場合、ATM・ネットバンキングを利用する場合とともに、指定口座に受講料の合計金額を振込んでください。
なお、各期スクーリングごとに振込口座が異なります。口座の間違いが無いように十分注意して下さい。
※ 詳細は『学生ハンドブック』、各申込月の月刊誌『武蔵美通信』を参照してください。

振り込み時の注意事項

    • 受講終了まで(申込科目を取消した場合は返金が完了するまで) 必ず証明書類(ATM利用明細書やネットバンキングの振込完了明細画面など)の保管をしてください。
    • 同姓同名の学生で本人確認ができないことがあります。振込人氏名として学籍番号・学生本人氏名の順に入力してください(例:030987 ムサシノタロウ)。
    • 振込人氏名が学生本人の氏名と異なると本人確認に時間がかかります。本人名義の口座以外からは入金しないでください。
    • 振込手数料は本人負担です。

5.受講証の発行

「受講証」の発行は、受講申込期間が終了してから1〜2週間後です。

・受講科目の申請をWebから行った場合
Webキャンパス上で「受講証」を発行します。各自「スクーリング情報一覧」画面から「印刷」ボタンを押して「受講証」を印刷してください。
・受講科目の申請を「受講申込書」の郵送・持参提出によって行った場合
大学が「受講証」を発行し郵送します(受講証が未着・紛失などの場合は事前にスクーリング担当まで連絡してください)。

※「受講証」に記載された科目・クラス・日程・会場・注意事項を必ず確認してください。
※ 受講証は会場別に発行します。そのため申込内容により複数枚となる場合があります。 Web 申請の場合は「スクーリング情報一覧」画面に表示される「印刷」ボタンの数が必要な受講証の枚数となりますので、注意してください。 郵送・持参提出による申請の場合は郵便事情により別会場の「受講証」が同時に届かないこともあります。
※ 学1課程のスクーリング地方会場の詳細(教室名)などは開講日当日に会場にてお知らせします。

6.受講申込の取消手続

受講申込手続後、取消を希望する場合は、各期の受講申込取消期限までに取消申請を行ってください。
取消期限以降に取消申請を行った場合は、納入済みの受講料の返還は行いませんので注意してください。
取消申請手続時に提出が必要な「スクーリング受講申込科目取消届・学費返還願」の用紙は、ダウンロードするか、『諸届諸願・各種様式集』に綴込まれている用紙を使用してください。
※ 詳細は『学生ハンドブック』、各申込月の月刊誌『武蔵美通信』を参照してください。

スクーリング・メディア授業[リアルタイム]日程表

  • メディア授業[リアルタイム]も同様。

下記スクーリング名をクリックすると、日程表が開きます。

2024年度 日程表PDF

日程表のみかた

着色されている期間が開講日程です。年間で複数回開講される科目は、いずれかの日程を受講して1度合格すれば、合格後は他の日程を受講する必要はありません。各自都合の良い日程を選んで受講することができます。
なお、スクーリング、メディア授業[リアルタイム]を受講できる科目は今年度に履修登録している科目のみです。また、同一日程で受講できるのは1科目です。受講したい科目の日程が重複しないように工夫してください。

  1. 受講期間中は全日程出席が必要です。
    3日間の授業であれば3日間とも出席しなければなりません。
  2. 複数回開講されている科目は、いずれか1つの日程を選んで受講します。
    すべての日程を受講する必要はありません。
  3. 同じ科目でも日程によって開講会場が異なる科目もありますので開講会場に注意してください。
会場
表中の会場名 開講会場
学1課程・学2課程
鷹の台 本学鷹の台キャンパス
三鷹 本学三鷹ルーム
市ヶ谷 本学市ヶ谷キャンパス
メディア授業[リアルタイム] シラバス参照
学1課程のみ
札幌・大阪・福岡 会場は月刊誌『武蔵美通信』でお知らせします。
地方会場は段階的に閉講いたします。
  1. 「……」で結ばれた日程は、合わせて1つの授業です。必ず両方の日程を受講してください。
    • 前後半どちらかを欠席し不合格となった場合は、改めて受講申込手続を行い、再度全日程の受講が必要となります。
  2. 「am」は「午前(1時限)」、「pm」は「午後(2時限)」、記載のない科目は「午前・午後両方」の授業です。
授業時間
表記 時間割 開講時間
記載無し 午前(1時限)・午後(2時限)両方 9:00~17:30
(昼休み12:45~13:45)
am 午前(1時限) 9:00~12:45
pm 午後(2時限) 13:45~17:30
夜間(一部教職科目のみ) 18:00〜20:00(鷹の台)
18:15〜20:15(三鷹)

週末スクーリングでの開講が1.5日間の科目と時間割

  • レポート入門II
  • コンピュータリテラシーⅠ
  • コンピュータリテラシーⅢ
1日目 2日目
1時限 9:00~12:45 9:00~12:45
昼休み 12:45~13:45 -
2時限 13:45~17:30 -

時間割が例外となる科目

  • 教職実践演習(中・高)
1日目 2日目
1時限 9:00~10:30 9:00~10:30
2時限 10:40~12:10 10:40~12:10
昼休み 12:10~13:00 12:10~13:00
3時限 13:00~14:30 13:00~14:30
4時限 14:40~16:10 14:40~15:25

凡例

授業日数

1.5日間・2日間・3日間・4日間または6日間

開講回数

いずれか1つの日程を選んで受講する(開講は着色されている日程)
「……」で結ばれた日程は、両方受講して1つの授業です。
「卒業制作」はすべて受講して1つの授業です。

  • 「生涯学習概論」は造形研究コースの選択必修科目
  • 日程は、今後変更になる場合があります。

持参物・画材販売・その他の施設

持参物

各スクーリングの際に、必要な持参物については、各学習指導書及び、月刊誌『武蔵美通信』と併せて送付する冊子、『2024年度スクーリング持参物 スクーリング・メディア授業[リアルタイム]受講条件/オンラインプラス実施日程』(4月号別冊)をご確認ください。変更などは月刊誌『武蔵美通信』にて連絡します。

  • 鷹の台キャンパスでは、画材店「世界堂武蔵野美術大学店」が営業しています。

画材販売

鷹の台キャンパスを会場とするスクーリング時は、キャンパス内の画材店が利用できます。スクーリング期間中の画材店の営業予定は、Webサイトの「在学生の方」およびWebキャンパスで確認してください。なお、三鷹ルーム、市ヶ谷キャンパスや地方会場では画材販売は行いません。

※ 鷹の台キャンパス内の画材店で画材購入する際には、一部予約が必要な画材があります。予め画材販売情報をWebサイトおよびWebキャンパスで確認したうえで、画材店に問合せ、予約してください。取り寄せに時間がかかる画材もありますので、早めにお問合せください。

宿泊施設

遠隔地から上京する受講生のために、大学近辺のアパート(夏期スクーリングのみ)・学生会館・ビジネスホテルなどを案内します。詳細については、月刊誌『武蔵美通信』および通信教育課程Webサイトの「在学生の方」でお知らせします。

保育施設

夏期スクーリング時の保育施設利用希望者には、鷹の台キャンパス周辺の保育施設を紹介します。紹介できる保育施設は、国分寺駅周辺1ヵ所、鷹の台駅(西武国分寺線)周辺1ヵ所の合計2ヵ所で、これらの保育施設を夏期スクーリング時に利用する場合、児童1人につき保育料の2分の1を、2万5,000円を上限として大学が補助(学生1人につき児童3人まで)します。

保育施設の連絡先等の詳細は月刊誌『武蔵美通信』の6月号、7+8月号を参照してください。