通信学習を進めていく途中で、学習上の質問がでてきた場合は、所定の用紙を使用して、郵送で「学習質問票」を提出してください。
Webキャンパスでレポート提出が可能な科目については、Webキャンパスで学習質問をすることも可能です。
学習質問で効果的な質問・回答を得るには、疑問点を明確にした質問をすることが大切です。「教科書を読んだのですが理解できません。どうしたらよいでしょうか?」「設問の意味が分かりません、教えてください」「何度試験を受けても不合格です。効果的な勉強法を教えてください」といった漠然とした質問では、適切な回答が得られません。
「設問1は、参考図書Aを読みBについて理解し、教科書にあるCとの相違点が生まれた背景について考察する内容だと思います。しかし、Bはグローバルな視点での検討により生まれたものであるのに対し、Cは日本国内の事象のみを対象としていると思います。両者は論議の前提が異なると思いますが、レポートの内容を日本国内に絞っても良いでしょうか?」
「A地方のBについて論じなさいという設問ですが、同じ現象が私の在住するC地方でも起きています。C地方を中心とした内容で考察することは可能でしょうか?」
といったように、箇条書き的に、内容を具体的に質問すると具体的な回答が得られます。
また、大学では基本的に「学ぶ方法も自分で開拓していく」積極的な姿勢が望まれます。学習する能力(資料を収集したりフィールドワーク調査したり、事象を科学的に分析してまとめ上げる方法など)、そうした方法論も大学で学ぶことのひとつなのです。