メディア授業の概要

メディア授業とは、講義、課題の提出・添削、質疑応答、修了テストなどをすべてWeb上で行う授業で、[オンデマンド]と[リアルタイム]の2つの授業形態があります。この授業を受講するためには、インターネットを利用できる環境が必要です。

また、E-mailを使用するため、Webキャンパスへのメールアドレスの登録が必須となります。

授業形態

[オンデマンド]

前期・後期に指定された開講期間内に受講します。履修登録後、受講申込を行い、受講料を納入することで、開講期間内に講義動画を視聴(受講)できます。造形文化科目(学1)・文化総合科目(学2)の場合は、講義動画は章立ての構成となり、各章の学習チェックにすべて合格すると、修了テストを受験できます。学科別専門科目(学2)の場合は、講義動画を視聴して課題を制作し、Webキャンパスからレポートを提出します。修了テストはありませんが、学習チェックが設けられています。

[リアルタイム]

画面越しに、Web会議システム(Zoom)を用いて同時双方向型で行う授業です。面接授業(スクーリング)と同様、科目ごとに開講日程・開講期間が異なります。学習チェックや修了テストはありませんが、科目ごとに指定された開講日程・開講期間での受講が必須です。授業内の指示に従って提出された課題などが評価されて成績がつきます。

受講に必要な環境(機材、ソフトウェア、インターネット接続)や履修条件、前提理解、事前課題やオンラインプラスを含む授業計画の情報を「Webシラバス」で、年度初めと受講申込前に必ず確認してください。なお、Webキャンパスやネットフォーラムに連絡事項などが掲載されることがありますので、随時確認してください。

また、面接授業(スクーリング)同様、受講条件が設定されています。当該年度の『スクーリング持参物 スクーリング・メディア授業[リアルタイム]受講条件 オンラインプラス実施日程』でよく確認してください。

2024年度開講科目

課程 科目群 授業
コード
科目名 授業形態 修了
テスト
メディア授業
単位数
備考
学1 造形文化科目 2530 レポート入門Ⅰ オンデマンド 1
2140 カメラリテラシー 1
2470 美術入門 1
2480 デザイン入門 1
0470 情報社会倫理論 リアルタイム 1
0480 情報職業論 1
造形総合科目 1040 情報システム基礎Ⅰ リアルタイム 2 デザインシステムコース指定
1050 情報システム基礎Ⅱ 2
造形専門科目 1500 マルチメディア表現 リアルタイム 2 デザイン情報学科必修
1570 情報通信ネットワーク 2 デザインシステムコース必修
1560 データベース 2
1580 デザインシステム研究 2
学2 文化総合科目 2530 レポート入門Ⅰ オンデマンド 1
2140 カメラリテラシー 1
2470 美術入門 1
2480 デザイン入門 1 デザイン総合コース必修
0470 情報社会倫理論 リアルタイム 1
0480 情報職業論 1
1950 デザイン論Ⅱ 1 デザイン総合コース必修
1960 デザイン論Ⅲ 1
1930 日本画表現入門 オンデマンド 1 日本画表現コース必修
2030 絵画表現材料研究 1
造形総合科目 2840 デザイン基礎ⅡB リアルタイム 2
1990 写真表現 オンデマンド 1
学科別専門科目 3290 芸術研究リサーチ オンデマンド 2 芸術研究コースのみ履修可(必修)
3320 芸術研究コンセプション 2
3350 芸術研究ライティング 2
3300 芸術研究特殊講義Ⅰ 1
3330 芸術研究特殊講義Ⅱ 1
3360 芸術研究特殊講義Ⅲ 1
3390 芸術研究特殊講義Ⅳ 1
3370 卒業研究Ⅰ リアルタイム 2
3400 卒業研究Ⅱ 2
3410 卒業研究Ⅲ 2
3430 デザイン総合研究Ⅱ オンデマンド 1 デザイン総合コースのみ履修可(必修)
3460 デザイン総合研究Ⅴ リアルタイム 2 デザイン総合コースのみ履修可(必修)
3520 情報形成デザインⅡB 2 デザイン総合コースのみ履修可(選択必修)
3570 情報形成デザインⅤB 2

2024年度開講期間[オンデマンド]

課程 科目群 科目名 開講日程
学1 造形文化科目 レポート入門Ⅰ 【前期】 5月7日(火) 9:00 ~ 8月20日(火) 16:30
【後期】10月1日(火) 9:00 ~ 1月21日(火) 16:30
カメラリテラシー
美術入門
デザイン入門
学2 文化総合科目 レポート入門Ⅰ 【前期】 5月7日(火) 9:00 ~ 8月20日(火) 16:30
【後期】10月1日(火)9:00 ~ 1月21日(火) 16:30
カメラリテラシー
美術入門
デザイン入門
日本画表現入門
絵画表現材料研究
造形総合科目 写真表現 【前期】4月1日(月) 9:00 ~ 9月30日(月) 16:30
【後期】10月1日(火) 9:00 ~ 2月28日(金) 16:30
学科別専門科目 芸術研究リサーチ
芸術研究コンセプション
芸術研究ライティング
芸術研究特殊講義Ⅰ
芸術研究特殊講義Ⅱ
芸術研究特殊講義Ⅲ
芸術研究特殊講義Ⅳ
デザイン総合研究Ⅱ
  • 授業形態が[リアルタイム]のメディア授業の開講日・開講期間は、『面接授業[スクーリング]日程表 メディア授業[リアルタイム]日程表』で確認してください。

メディア授業の申し込み方法

受講申込と受講料

メディア授業を受講するには、別途、受講料の納入が必要です。ただし、授業形態によって納入方法などが異なります。

授業形態が[オンデマンド]の科目は、履修登録後にWebキャンパスから受講申込を行い、申込んだ科目分の受講料(合計額)を大学指定の口座にATMまたはネットバンキングを通じて納入してください(振込手数料は本人負担となります)。

授業形態が[リアルタイム]の科目は、スクーリング受講申込方法と同じです。『学生ハンドブック』の「Ⅲ 学習方法」>「面接授業(スクーリング)」>「受講申込手続」のページを参照してください。期ごとのスクーリング申込については、各月の月刊誌『武蔵美通信』に詳細が掲載されますのであわせて確認してください。

[オンデマンド]

科目名(講義科目) メディア授業
単位数
受講料
レポート入門Ⅰ(学1・学2) 1 各10,000円
カメラリテラシー(学1・学2) 1
美術入門(学1・学2) 1
デザイン入門(学1・学2) 1
日本画表現入門(学2) 1
絵画表現材料研究(学2) 1
写真表現(学2) 1
芸術研究特殊講義Ⅰ(学2) 1
芸術研究特殊講義Ⅱ(学2) 1
芸術研究特殊講義Ⅲ(学2) 1
芸術研究特殊講義Ⅳ(学2) 1
デザイン総合研究Ⅱ(学2) 1
芸術研究リサーチ(学2) 2 各20,000円
芸術研究コンセプション(学2) 2
芸術研究ライティング(学2) 2

[リアルタイム]

科目名(講義科目) メディア授業
単位数
受講料
情報社会倫理論(学1・学2) 1 各10,000円
情報職業論(学1・学2) 1
デザイン論Ⅱ(学2) 1
デザイン論Ⅲ(学2) 1
情報システム基礎Ⅰ(学1) 2 各20,000円
情報システム基礎Ⅱ(学1) 2
マルチメディア表現(学1) 2
情報通信ネットワーク(学1) 2
データベース(学1) 2
デザインシステム研究(学1) 2
デザイン基礎ⅡB(学2) 2
卒業研究Ⅰ(学2) 2
卒業研究Ⅱ(学2) 2
卒業研究Ⅲ(学2) 2
デザイン総合研究Ⅴ(学2) 2
情報形成デザインⅡB(学2) 2
情報形成デザインⅤB(学2) 2
  • [リアルタイム]の受講申込期間・受講料納入方法・納入口座は面接授業(スクーリング)の「受講申込手続」と同様です。

継続履修

メディア授業科目には原則「継続履修」は適用されません。年度内に単位修得に至らなかった場合は、翌年度に再度、履修登録し、メディア授業受講料を納入して、最初から学習することになります。ただし、学1課程の一部の科目に限り、課題の合格実績が引継がれる場合があります。

履修登録から受講まで

  1. 履修登録を行う
    通常の科目と同様にWebキャンパスまたは履修登録票により履修登録を行ってください。
  2. Webキャンパスにて受講申込する
    Webキャンパスメニューのメディア授業にある「メディア授業受講申込」をクリックし、受講を開始する科目を選択し、「受講申込」をクリックしてください。
  3. メディア授業受講料を納入する
    指定のメディア授業受講料口座にATMまたはネットバンキングから納入してください。
    ※[オンデマンド]の納入口座は『メディア授業の受講にあたって』を参照。
    振込名義
    学籍番号(数字のみ6桁)に続けて氏名
    例:241987 ムサシノタロウ
  4. Webキャンパスにて受講開始
    メディア授業受講料の受領手続が開講前に完了した場合は、開講初日よりWebキャンパスメニューの「動画視聴」より講義動画の視聴が可能となります。
    開講以降にメディア授業受講料を納入した場合は、受領手続が完了次第、講義動画の視聴が可能となります。受講料の納入から受領手続の完了には概ね7日程度かかる場合があります。

授業の構成

メディア授業[オンデマンド]の科目の図メディア授業[オンデマンド]の科目の図

造形文化科目および文化総合科目のメディア授業は、【講義動画】・【学習チェック(択一式設問による理解度チェック)】・【修了テスト】で構成されています。一部科目では【修了テスト】の代わりに、Webキャンパスから課題の提出を行います。

[講義動画]

1単位科目は8章、2単位科目は15章程度の構成となります。1章は約60分の内容で、概ね15分ずつに4分割し、Webキャンパスにアップロードされています。Webキャンパスメニューの「動画視聴」より【講義動画】を「1章の1節」から順番に視聴し、1章分の動画をすべて視聴した後に、「学習チェック」を受験します。

  • 一つの動画を視聴した直後に次の動画を視聴する場合には「動画視聴詳細」画面で「再表示」を押してください。「再表示」を押すことにより、最新の視聴履歴に基づいた情報が表示されるようになります。

[学習チェック]

択一式で実施します。画面上で解答を選択し、正答すれば次章を視聴することができます。正答できなかった場合は正答できるまで行います。

[修了テスト]

全章の【講義動画】を視聴し、すべての【学習チェック】に合格した後に【修了テスト】を受験します。【修了テスト】は前期・後期3回ずつ設けられ、計6回の受験機会があります。いずれかの回に合格すれば単位修得となります。
注意:通信障害等のリスクを避けるため、修了テストは必ず有線環境のPCで受験してください。

2024年度修了テスト[オンデマンド/造形文化科目(学1)・文化総合科目(学2)]

課程 実施期 実施回 日程 対象科目
学1

学2
前期 第1回 6月6日(木)9:00 〜 6月11日(火)16:30 「開講科目」一覧の「修了テスト」欄に〇がついている科目
第2回 7月4日(木)9:00 〜 7月9日(火)16:30
第3回 8月15日(木)9:00 〜 8月20日(火)16:30
後期 第1回 11月7日(木)9:00 〜 11月12日(火)16:30
第2回 12月5日(木)9:00 〜 12月10日(火)16:30
第3回 1月16日(木)9:00 〜 1月21日(火)16:30

受験資格

全章の【講義動画】を視聴し、すべての【学習チェック】に合格していること。

受験方法

修了テストを受験するにはWebキャンパスへのメールアドレスの登録が必要です。登録していない場合はWebキャンパスの「学生情報(連絡先)変更」から登録後に受験してください。

  1. 実施期間中にWebキャンパスメニューのメディア授業内にある「修了テスト」をクリックする。
  2. 修了テスト一覧画面で、受験する科目の「解答する」をクリックする。
  3. 修了テスト認証画面が開く。パスワード送付先から、パスワードを受信するメールアドレスを選択し、「パスワード発行」をクリックする。
  4. 選択したメールアドレスにWebキャンパスよりメールが送信される。
  5. 受験専用のパスワードを修了テスト認証画面のパスワード欄に入力し、「受験開始」をクリックする。
  6. 修了テスト解答画面が開く。解答を開始する。
  7. 解答を終了したら画面下部にある「登録確認」をクリックする。
  8. 修了テスト解答確認画面で解答を確認し、変更がなければ「登録実行」をクリックする。変更する場合は「戻る」をクリックし、修了テスト解答画面に戻り、修正する。
  9. 修了テスト解答完了画面で、「処理が正常に完了しました。」のメッセージを確認する。
  • 解答が制限時間内に完了したか超過したかは、修了テスト解答確認画面で確認すること。超過と判定された場合は「制限時間を超えているため、解答は無効となります。」のメッセージが表示される。

制限時間内(解答時間60分+提出時間5分の合計65分以内)に解答が登録されなかった場合は次の実施期間までは受験することができません。

採点の結果不合格となった場合は同年度内の別の実施期間中に再度受験することができます。

成績評価の方法

[オンデマンド]

造形文化科目および文化総合科目のメディア授業では、修了テストの評価が成績となります。学習チェックの正解率などは成績に反映されません。

学科別専門科目のメディア授業では、すべての提出課題の評価の平均が成績となります。

[リアルタイム]

科目ごとに定められているため「Webシラバス」で確認してください。
なお、評価は面接授業(スクーリング)の評価欄に表示されます。

ネットフォーラム

一部のメディア授業科目では、Webキャンパス上にネットフォーラム(BBS)を開設しています。

ネットフォーラム(BBS)は当該授業を履修している学生全員に公開しているWeb上の掲示板で、教員への質問や学生同士の意見交換の場として利用できます。授業に関する質問は、Webキャンパスメニューの「ネットフォーラム」より「BBSに投稿」してください。1〜2週間のうちに回答いたします。また、質問だけではなく、授業の感想なども投稿できます。

なお、ネットフォーラムの利用は、単位修得するまでとなります。

メディア授業[リアルタイム]の受講前の準備

メディア授業[リアルタイム]の科目について、受講前に準備しておくことなどをメールでお知らせします。当該科目を履修する学生は、必ず事前に確認してください。

当該年度『メディア授業の受講にあたって』PDF

詳しくは「2024年度 メディア授業の受講にあたって」(PDF)をご覧ください。