実技課題の概要
通信授業科目は、履修登録した科目について配付される教科書や学習指導書等によって自宅学習を行い、示された課題に基づいて通信課題を提出し、講評等の添削及び評価を受けます。通信課題とは、レポート・実技課題の作品です。ここでは「実技課題」について説明します。
実技課題の提出順序
「学習指導書」において複数課題の同時提出が指示されていない場合、同一科目における課題の提出順序は課題番号順です。
第2課題以降の課題は前の課題に合格し、その講評を確認してから提出してください。ただし、提出中の課題が受理後30日を経過しても評価がなされていない場合は、次課題を提出することができます。その場合、次課題の提出は前課題受理日の翌日から数えて30日目以降より可能です。
- 提出中の課題が次課題の下書きや企画書、中間指導にあたる場合などはこの限りではありません。
作品の提出・返送に必要なもの
実技課題作品提出票
実技課題作品提出票(以下、作品提出票)は、作品に貼り付けることで通信教育課題であることを証明するものとなります。大学所定のレポート用紙以外、全ての課題作品に必要です。
作品提出票
A4サイズでプリントアウトしてください。点線で切り取ると、4枚の作品提出票ができます。作品提出票を中央で、やま折りし下記を参照し、課題作品に貼りつけてください。
作品提出票は、造形基礎Iのドローイングや絵画系のB系など、作品の上下を判別する際にも必要になる場合があります。正しい位置に貼り付けてください。
立体作品、冊子形態の作品など、直接貼り付けることが困難な場合は、必要事項を記入の上、同封してください。
課題作品には作品提出票とは別に、学籍番号、氏名を明記してください(下記は例です)。
- デッサン等平面作品 → 裏面右下
- ファイル形式の作品 → 表紙
- 冊子形態の作品 → 奥付
- 科目によっては位置や形式が指定されています。
包装紙
課題を大学指定の筒で送る際に使用してください。
包装紙は切らずに使用してください。
表面:大学宛
大学宛面の所定欄に、差出人(自分)の下記情報を記入します。
- 郵便番号
- 住所
- 氏名
- 学籍番号
- 科目名
- 課題番号
所定の位置に郵送に必要な金額の切手を貼ります。
裏面:学生宛
裏面の学生宛には、作品返送先として自分の下記情報を記入します。
- 郵便番号
- 住所
- 氏名
- 学籍番号
所定の位置に郵送に必要な金額の切手を貼ります。
料金が足りない場合、後日大学より請求します。不足分を切手にて返納してください。
- 大学所定の筒は約260gです。
実技課題作品郵送用宛名ラベル
「実技課題作品郵送用宛名ラベル(封筒、段ボール用)」PDFダウンロード
必要事項を記入の上、切手を貼り付けた大学宛の方を、封筒等に貼って発送してください。
学生宛の返送用ラベルには、必要事項を記入、切手を貼り付けて同封してください。
実技課題の提出方法
提出・返送方法の例
※ 大学窓口への直接返却は受け付けておりません。
第四種郵便物
- 箱状、板状、円筒状のいずれも最長辺は60cm以内です。
- 重量は1kg以内。
- 宛名面には「文部科学省認可通信教育」、「第四種郵便物」と明記すること。
- 課題には必ず実技課題作品提出票をつけること。無い場合、通信課題として認められない場合があります。
- 料金は100gまで15円、100gを超えて1kgまで100g毎に10円ずつ加算。
(例:92g=15円 479g=55円 961g=105円 1000g=115円) - 開封状態(郵便局で、中身が通信教育の課題作品であることを確認できる状態)であること。例えば封筒なら、一部切り込みがあり、中を覗いて「文部科学省認可通信教育」という文字を確認できる状態をいう。
箱の提出方法
箱の上面には、必要事項を記入した実技課題郵送用ラベルを貼る。
自作のラベルや、箱に直接宛名等を書く場合は、郵便番号、住所、氏名、学籍番号、科目名、課題番号の他に、必要な表示として、「文部科学省認可通信教育」、「第四種郵便物」と明記してください。
箱の側面に学籍番号、氏名を明記してください。
封は留め紐を使い、テープ、のり等で密封しないでください。
- 市販の商品でも代用できます。
ゆうパック
ゆうパックで郵送できる大きさの目安
- F30号(910×727mm)のキャンバス、パネルは梱包すると規定範囲(170サイズ)を超える可能性がでてきます。梱包後の大きさに注意してください。
- ゆうパック規定の大きさを超える場合は、宅配便の利用を検討してください。
宅配便
宅配便は各社サービスによって取り扱える大きさ、重量が異なります。
ヤマト運輸
- 宅急便200サイズ30kgまで
佐川急便
- 飛脚宅配便160サイズ30kgまで
- 飛脚ラージサイズ宅配便260サイズ50kgまで
- 各社、即配達のサービスもありますが、地域が限られる場合があります。詳細は各運送会社にお問い合わせください。
課題の再提出
課題の再提出の例を挙げます。
例1)複数の課題を同時提出するように指定されている科目
通信授業課題 | |
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課題1-1~1-2まで同時提出 | |
↓ 課題1-2のみが不合格(59点以下、評価D) |
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課題1-2を再提出 | 不合格となった課題の課題指導用紙を添付 ※別紙が添付されていた場合は併せて提出 |
例2)課題番号順に提出するように指定されている科目の例
通信授業課題 | |
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課題1を提出 | |
↓ 不合格(59点以下、評価D) |
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課題1を再提出 | 不合格となった課題の課題指導用紙を添付 ※別紙が添付されていた場合は併せて提出 |
↓ 合格、もしくは受理日より30日間添削されなかった場合 |
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課題2を提出 |
例3)課題番号順に提出するように指定されている科目で、提出中の課題が30日経過しても添削されず、次の課題を提出したが、共に再提出になった例
通信授業課題 | |
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課題1を提出 | |
↓ 受理日より30日間添削されなかった場合 |
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課題2を提出 | |
↓ 課題1、課題2共に不合格(59点以下、評価D)になった場合 |
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課題1を再提出 | 不合格となった課題の課題指導用紙を添付 ※別紙が添付されていた場合は併せて提出 |
↓ 受理日より30日間添削されなかった場合 |
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課題2を再提出 | 不合格となった課題の課題指導用紙を添付 ※別紙が添付されていた場合は併せて提出 |
- 再提出の際、不合格となった課題の課題指導用紙は必ず添付してください。また、別紙が添付されている場合は、併せて提出すること。
- 課題によっては、不合格となった作品を添付するよう指示のある場合があります。
- ここに挙げた事例は、添削期間、合格率の平均を表したものではありません。手続きの参考としてください。