お知らせ

2014.11.08

エボラ出血熱に関する注意

在学生のみなさんへ

2014年3月以降、西アフリカのギニア、シエラレオネおよびリベリアを中心にエボラ出血熱が蔓延しています。また、スペインやアメリカでは、この地域からの帰国者が感染していることが確認され、限定的ではありますが、二次感染の事例も見られております。エボラ出血熱流行に伴い、日本の外務省から発生国についての感染症危険情報が発出されています。
ついては、エボラ出血熱に関する情報を共有し、本学の対応を以下の通りといたします。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

<エボラ出血熱>
感 染 源 :エボラウイルスによる感染
感染経路:患者(エボラウイルスに感染し症状が出ている)の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に直接的接触や
     患者が触れた可能性のある物質、体液に汚染された環境への間接的接触でウイルスが傷口や粘膜から侵入する
     ことで感染します。一般的に、症状のない患者からは感染しません。
潜伏期間:2~21日(通常は7~10日)
症  状:突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛が出た後、嘔吐、下痢、胸部痛、吐血、下血等
治  療:予防ワクチンはありません。患者の症状に応じた治療(対症療法)を行います。

(1)エボラ出血感染の恐れのある国・地域への渡航、経由、滞在の自粛

以下の国・地域への渡航、経由、滞在は、当分のあいだ自粛するよう強く要望します。

 ギニア、リベリア、シエラレオネ及びコンゴ民主共和国

*なお、対象国・地域は、世界保健機関(WHO)の情報および外務省渡航情報の更新により変更することがあります。今後、本学のホームページで最新情報を入手するよう注意してください。

(2)緊急事態などで、やむを得ず上記の国・地域へ渡航、経由、滞在する場合の届出

上記の国・地域へやむを得ず渡航、経由、滞在する必要がある場合は、必ず事前に以下まで届け出てください。

通信教育課程事務部 庶務担当
TEL 0422-22-8175
Mail cc-syomu@musabi.ac.jp

(3)これらの国・地域から帰国した場合の自宅待機

上記の国・地域から帰国した場合(上記の国・地域を経由した場合も含む)、帰国(日本に入国)後、速やかに上記事務部に連絡してください。その際、滞在先(常時連絡先)も併せて連絡してください。
又、帰国後21日間(エボラ出血熱の潜伏期間)は滞在先(自宅・下宿等)に留まり授業には出席しないでください。万一、待機中に、エボラ出血熱の疑いのある症状が出た場合は、滞在先の所轄保健所に電話連絡し、その指示に従ってください。なお、上記の待機期間の授業が欠席となる場合は特別の扱いがなされますので、事務部にて確認してください。

(4)エボラ出血熱に関する情報入手先

厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp
厚生労働省検疫所 http://www.forth.go.jp/