お知らせ
2020.10.21
【課外講座】上映会+ポストトーク「うたのはじまり」
杉浦幸子教授(芸術文化学科)より、ドキュメンタリー映画『うたのはじまり』の上映会とポストトークのお知らせ。
日時:11月2日(月)16:45-19:20(開場16:30)
場所:鷹の台校美術館ホール、中継会場(第10講義室)、オンライン
参加方法:学内者限定のため、下記の申込フォームからの事前申込が必要です。美術館ホール・中継会場にはコロナ対策により定員あり。定員を超えた場合は抽選を行います。
学生用申込フォーム
教職員用申込フォーム
抽選申込締切: 2020年10月26日(月)23:59
抽選結果連絡:10月29日(木)予定
芸術文化学科杉浦幸子3年ゼミとイメージライブラリーの協働プロジェクトとして、ドキュメンタリー映画『うたのはじまり』上映会とポストトークを開催します。
20歳で補聴器を捨て、カメラを持ち、「聞く」ことよりも「見る」ことを選んだ、「ろう」の写真家、齋藤陽道氏が、生後間もない息子の育児を通して、自分の口からふとこぼれた子守歌をきっかけに、嫌いだった「うた」と出会う。この出会いの過程を丹念に追い、記録した監督が、2010年に芸術文化学科を卒業した河合宏樹氏。彼は、2014年、飴屋法水氏が富士見丘教会で行ったライブ公演をきっかけに、耳が聞こえない齋藤氏と妻の盛山麻奈美氏(写真家)に出会い、2人の手話での対話の美しさから「2人を撮りたい」という思いが芽生え、撮影に挑み、このドキュメンタリー映画を生み出しました。
「うたのはじまり」公式サイト(予告編もご覧いただけます)
河合宏樹監督インタビュー
齋藤陽道
イメージライブラリー特設ページ
今回は、聴覚障がいを持つ人にも「音楽」を伝えたいという齋藤氏の気持ちから生まれた「絵字幕版」を上映します。小林紗織/小指氏(デザイン情報学科卒)の「SCORE DRAWING」という手法で描かれた絵字幕は、音楽を絵で表現し、可視化した新しい表現です。上映後、河合監督と杉浦ゼミ生が、映画がうまれた背景を探るポストトークを行い、また参加者の皆さんから質問を受け付け、言葉を超えた表現の根源を共に探ります。
今回は、美術館ホール・中継会場とオンラインで「ハイブリッド型上映」を行います。当日大学に足を運べない方も含め、多くのムサビ通信の皆様のご参加をお待ちしています。
お問い合わせ先:『うたのはじまり』プロジェクト 総務班 大西、松井(芸術文化学科杉浦ゼミ)utanohajimari.mau.apm@gmail.com