通信教育課程 特別講座「これまでの美術行政/これからの文化政策」を鷹の台キャンパスで開催します。ぜひこの機会にご参加ください。
講師:林保太氏(文化庁 長官官房政策課 文化プログラム推進室 室長補佐)
日時:2017年11月30日(木)16:30-18:00
場所:鷹の台キャンパス 1号館第1講義室
講座企画者:杉浦幸子(芸術文化学科研究室 教授)
講座内容:
日本の美術行政は、長らく1897(明治30)年以前の基本方針を踏襲する状態が続き、新鮮味のある政策が打ち出されることなく推移してきましたが、1世紀を経た1997(平成9)年頃から変化し始め、最近10年間でさらに急速に変化してきています。日本は「文化の時代」に入ったと言われて久しいですが、その一方で、基本的な社会システムは高度経済成長期のままであり、ポスト近代・ポスト資本主義を意識した、真に文化を基盤とする社会システムへの転換が必要とされています。これまでの美術行政を振り返りつつ、2020(平成32)年以降を見据えたこれからの文化政策を展望します。
参加方法:学生証持参の上、当日直接来場(事前予約不要)
備考:本講座は通学課程の課外講座も兼ねる