絵具の伸びや乾燥速度を調整したり、発色や固着力を助長する用液。画面保護などにも用いられる。
画用液として用いられるものには乾性油、樹脂(ニス)、揮発性油などがあります。 ここでは、これらの性質をいかして作られた描画用液・画用ニスを紹介します。
画用液
[04] 湯煎する
[05] こす・完成
乾性油
ニス
揮発性油
特殊画用液
手作りニスの処方例
調合油
手作りニスの処方例 [09] 仕上げニス 仮引きニスで艶を均一に整えた後、20%未満の濃度のニス(製品でいうとタブロー)を刷毛を使って画面全体に塗っていきます。仕上げニスをかけたら、できるだけ埃のない場所で乾かすようにします。ニスは経年変化で黄変したり、ひびが入ることがあります。その場合は有機溶剤で拭き取り、再度ニスがけをすると良いでしょう。