【画用液】---手作りニスの処方例



	絵具の伸びや乾燥速度を調整したり、発色や固着力を助長する用液。画面保護などにも用いられる。
	画用液として用いられるものには乾性油、樹脂（ニス）、揮発性油などがあります。ここでは、これらの性質をいかして作られた描画用液・画用ニスを紹介します。	画用液

手作りニスの処方例
[03]溶解する

樹脂を包んだガーゼの口を紐で縛ったのち、テレピンの入っているビーカーに入れ、樹脂を溶解させます。ガーゼがビーカーに触れないように吊るし終わったら、テレピンの揮発を防ぐためラップをかけ輪ゴムでしっかりとめます。


ガーゼの口を縛る時、紐を長め　に取っておきます。またテレピン　に入れる時に、ガーゼがビーカー　の底に触れないように割り箸につ　るして高さを調節します。		揮発性油は放っておくと空気中に蒸発してしまい、分量が変わってしまいます。そのため、ラップをかけて蒸発を防ぎます。