【画用液】---手作りニスの処方例



	絵具の伸びや乾燥速度を調整したり、発色や固着力を助長する用液。画面保護などにも用いられる。
	画用液として用いられるものには乾性油、樹脂（ニス）、揮発性油などがあります。ここでは、これらの性質をいかして作られた描画用液・画用ニスを紹介します。	画用液

手作りニスの処方例
[02] 砕く

樹脂を溶けやすくするために、乳鉢である程度砕きます。砕き終わったら重量比が、樹脂1対テレピン2の割合になるように計量します。ここではダンマル樹脂：200グラム、テレピン：400グラムで行っています。


揮発性油に溶けやすくするため　に樹脂は乳鉢で小豆大ぐらいの大　きさまで砕きます。ビニール袋に　樹脂を入れて、金槌で砕いても良　いです。		そのままテレピンで溶解してもかまいませんが、ガーゼで包んでおくと樹脂中に含まれた木の皮等を予め除去することができます。