絵具の伸びや乾燥速度を調整したり、発色や固着力を助長する用液。画面保護などにも用いられる。
画用液として用いられるものには乾性油、樹脂(ニス)、揮発性油などがあります。 ここでは、これらの性質をいかして作られた描画用液・画用ニスを紹介します。
画用液
[03] 溶解する
[04] 湯煎する
[05] こす・完成
乾性油
ニス
揮発性油
特殊画用液
手作りニスの処方例
調合油
手作りニスの処方例 [06] 画面保護 描き終えてから6ヶ月〜1年を経過すると、絵具が完全に乾燥するので、ニスで画面を保護することができます。今回製造したニス(濃度50%)をテレピン、またはアルファピネンで希釈して塗布します。仮引き用の濃度としては10%未満に、仕上用の濃度としては20%未満に希釈すると良いでしょう。