絵具の伸びや乾燥速度を調整したり、発色や固着力を助長する用液。画面保護などにも用いられる。
画用液として用いられるものには乾性油、樹脂(ニス)、揮発性油などがあります。
ここでは、これらの性質をいかして作られた描画用液・画用ニスを紹介します。

画用液










[01] 材料
[02] 砕く
[03] 溶解する

[04] 湯煎する


[05] こす・完成









[06] 画面保護
[07] ほこり除去
[08] 仮引きニス
[09] 仕上げニス





手作りニスの処方例
[04] 湯煎する

ダンマル樹脂は、融点が90℃ぐらいですので、加熱すると溶解を速めることができます。溶液をラップをかけたビーカーごと、熱湯をそそいだボールに入れて湯煎します。ガ−ゼの中の樹脂がほぼ溶解したら、ビーカーをボールから取り出します。


 お湯がさめてきたら熱いお湯と交
 換します。揮発性油に火が引火す
 ると大変危険なので、ボールを決
 して直火にかけないで下さい。
  

時々お湯からビ−カ−を取り出し
て樹脂の溶け具合を確認します。
樹脂濃度が濃いと写真のように乳
濁した状態になります。


COPYRIGHT© 2003 CCMAU, ALL RIGHTS RESERVED.