Processing
1. Processingの準備
ProcessingとはJavaをもとにして、美術やデザインに利用することを想定して作られた、ヴィジュアル生成などが比較的容易に行えるプログラミング環境です。より詳しい説明は、例えば公式ページなどを参照して下さい。
なお日本語で読める入門書としては、教科書が最も適していると考えています。
そのほかとしては、
などがあります。
なおトップページに記したように、『Generative Gestaltung』『Form + Code in Design, Art, and Architecture』という書籍のサンプルコードはProcessingで書かれており、ダウンロード可能です。
ダウンロード
Processingは公式ページからダウンロード可能です。Mac OS X、Windows、Linuxなど各OS用が選択可能です。
Mac OX:ダウンロードしたファイルを解凍するとできるProcessing本体をアプリケーションフォルダなどに入れます。
Windows:ダウンロードしたファイルを解凍するとできるフォルダ内のprocessing.exeが実行ファイルです。フォルダごと適切な場所に置きましょう。
起動
Processingを起動すると、以下のようなウィンドウが開きます。
これはプログラムを書くエディタ画面です。画面中央の白い部分にプログラムを記述し、上部のボタンで操作します。画面下部の部分にはエラーなどがあった際にメッセージが表示されます。
実行
例えば、以下のようにプログラムを書いたとします。
左上の右向きの三角形のボタンを押すと、プログラムが実行されます(実行中は、ボタンがハイライトされます)。
別ウィンドウでプログラムの実行結果が表示されます。
保存
エディタから保存を行うと書いたプログラムを保存することができます。Processingはプログラム(スケッチと呼ぶ)に名前を付けて保存をする際、そのプログラム用のフォルダを作ります。フォルダの中に保存された.pdeというファイルがプログラムが記されたテキストファイルです。
ここまでで、Processingでプログラミングをするための準備ができました。