膠を接着剤とし、支持体の上にのせる色材としての描画材料。

ここでは日本画絵具として使われる様々な素材の紹介と特性や扱い方について解説します。

日本画絵具








[01] 絵具の原料


[02] 粒子と色調


[03] 溶剤(膠)


[04] 膠と絵具


[05] 発色


[06] 混色・重色

















絵具の特性
[05] 発色

絵具の粒子がかもし出す表情は水の存在が大きく、絵具の濃さや分量、膠液の濃度や溶きおろす水分の量、筆や刷毛(はけ)の動かし方、粒子の大小などで起こり得る流動性で様々な発色を生む。
絵具が塗られ画面上に水分を含んで濡れている状態を「濡れ色」、乾燥している状態を「乾き色」といい、濡れ色は色が濃く感じ、乾き色はそれより淡くうすい色になる。



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