膠を接着剤とし、支持体の上にのせる色材としての描画材料。
ここから日本画絵具として使われる様々な素材の紹介と特性や扱い方について解説します。
[01] 岩絵具1
[02] 岩絵具2
[03] 岩絵具3
[04] 胡粉
[05] 水干
[06] 朱
[07] その他の絵具
[08] 染料系絵具
絵具の特性
天然絵具
人造絵具
金属・箔・ほか
[使用方法]
溶き方
技法
特質
天然絵具 [01] 岩絵具1 岩絵具(いわえのぐ)は天然の鉱物を原料とし、東洋画だけでなく現在の日本画においても伝統的な色材として重んじられ、粒子と膠がうまく融合しあい粒子構造の特徴によるそれ特有の美しい色調を見せる。現在では、天然は希少になり代わって人造絵具が開発され、それと区別するために、岩絵具を天然岩絵具とも呼ぶようになった。よって岩絵具は、天然岩絵具、新岩絵具、合成岩絵具を総称として呼ぶこともある。