顔料を油に包み込むことで得られる色材であり、支持体の上にのせて使う描画材料。

油絵具は顔料と主媒剤と助剤によって作られています。
ここでは、それぞれの種類と特性を紹介しています。

油絵具










[01] 主媒剤とは
[02] 乾性油
[03] 顔料と乾性油

[04] 濡れ色





























主媒剤
[02] 乾性油

乾性油とは長い期間空気にさらすと硬化する性質のある植物性の油のことです。主媒剤として使われているものは亜麻から作られるリンシードオイルとけしから作られるポピーオイルがあります。リンシードオイルは主に黒や色味の強い絵具に、ポピーオイルは白や淡色の絵具の主媒剤として使われています。またこれらの乾性油は画用液としての役割もあります。



COPYRIGHT© 2002 CCMAU, ALL RIGHTS RESERVED.