絵具の伸びや乾燥速度を調整したり、発色や固着力を助長する用液。画面保護などにも用いられる。

画用液として用いられるものには乾性油、樹脂(ニス)、揮発性油などがあります。
ここでは、これらの性質をいかして作られた描画用液・画用ニスを紹介します。

画用液









[01] 使用目的
[02] 天然樹脂
[03] 合成樹脂

[04] ニスの種類


[05] 描画時の使用


[06] 加筆時の使用



















ニス
[05] 描画時の使用

ニスの特徴をいかした描画方法にグラッシ(下層の色を生
かしながら色を重ねる)があります。油絵具にグレージン
グバニスを混ぜ、乾燥した不透明色の上に塗ると、混色で
は得られない重層効果がでます。下地の色に対し、同系色
のグラッシをすると鮮明さが強調され、反対色をグラッシ
すると深く、微妙な色がでます。また白地に対しては透明
度の高い澄んだ美しい色が出せます。



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