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鉛筆デッサン | |||
■描画材<鉛筆> | ||||
●鉛筆について: | ||||
黒芯鉛筆の主原料は黒鉛(※1,2)である。その起源は古く、ヨーロッパで黒鉛の鉱床が発見されたところから始まる。 黒鉛は粘土を混ぜる事により、濃さや硬さの微調整が出来る。黒鉛を多く含むものは濃く、柔らかく(軟質芯)、粘土を多く含むものは淡く、硬い(硬質 |
※1:黒鉛(石墨、グラファイト) ダイヤモンドと同質で炭素から出来た安定した物質である。黒鉛というと金属の鉛を含んでいるようであるが、鉛とは別種である。 |
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芯)という、それぞれに質の違う性質をもつ。(※3) 現在では、粉末の黒鉛と粘土を水で練り合わせて乾燥させた後、約1,000度で焼成して芯を作る。焼成後の芯に油脂や樹脂を浸透させて、柔軟性と共に光沢をもたせる。これを軸木で挟み製品化する。 |
※2:メタルポイント: 黒芯鉛筆が普及する以前に使用されていた金属筆をメタルポイントという。金、銀、銅などの金属を棒状に加工したもので、支持体に地塗りを施して使用する。 |
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鉛筆は、他の素材と比べると硬く、透き通るような黒の発色が特徴である。また17種類以上の豊富な種類があり、その数だけ色(黒色)があり、質がある。力の入れ具合や描き方にもよるが、徐々に層を重ねる事で、繊細で柔らかい表情から、力強い硬質な表情まで、重層的で奥行きに富む表現が可能である。身近で一般的でありながら、表現の幅も奥が深く、多様性に富む素材である。 | 銀を使ったものは最も代表的でシルバーポイントという。色味が浅く、手間のいる作業は鉛筆の普及と共に姿を消す。北方ルネサンスのヤン・ファン・アイクの作品に「アルベルガティの肖像」というシルバーポイントによる優れたデッサンがある。 ※3:ニコラ・ジャック・コンテ (仏1755〜1805) |
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粉末の黒鉛と粘土の混合で、硬軟や黒さ | |||
●鉛筆の種類 | の違いを種別するなど、ほぼ現在の鉛筆を | |||
軟質芯のBはBRACKから、硬質芯のHはHARDからくる。BとHの間のFはFIRM(引き締まった)からくる。9Hから6Bまで17種類ある。メーカーによっては9Hから9Bまで揃えている。 | 考案する。カーボンを使った描画材としてコンテ(商品名)を作った人物である。 |
サンフラワーA画(中性紙)中目130kg/㎡ B本判(765mm×1085mm)、 ロール(1100mm×10m巻) サンフラワーM画(中性紙)中目170kg/㎡ 本判(765mm×1085mm) TMKポスター(中性紙)細目 160kg/㎡ 180kg/㎡ B本判(765mm×1085mm) |