●ダブルホルダー:
スクリーン枠を刷り台(厚みのあるテーブル)に固定するための、専用器具である。市販されるものもあるが、写真はその改良型で特注品である。
●スキージ:
版と直接触れ合うブレードは、弾力のある樹脂製のものが一般的である。長さは様々なものが市販されているので、版に合った長さをそろえる事が出来る。
柄の部分はアルミ製と木製があるので、特別な長さが必要な場合は、木製のスキージをのこぎりで好みの長さに切断する。
感光製版を行う専用の機器である。空気を吸引するバキューム機構により、ガラス面と版下フィルムと乳剤膜を圧着させて一定時間光をあてる。
専門の版画工房に必ず設置されているが、200ボルト電源を要するので、一般の家屋には設置しにくい。これに使われる光源は、紫外線を放射状に発する水銀灯である。写真はボックス型だが、倒立型のものもある。
ボックス型は照射対象までの距離と角度が一定だが、倒立型はそれらを変える事が出来る。
代用する光源としては、ケミカルランプが適していて版下と乳剤膜の圧着さえ工夫すれば、自作することが出来る。
また、撮影用のランプでも代用することが出来る。