下地を施した支持体に、彩色層をのせるために使用する道具。

ここでは、描画道具の種類と持ち味をいかした使用例を紹介しています。

描画道具











[01] ペインティングナイフ
[02] パレットナイフ
[03] キャンバス・スクレイパー









[EX] 練る


[EX] 使用例1  


[EX] 使用例2


[EX] 使用例3


[EX] 使用例4


[EX] 使用例5



ナイフ
[EX] 練る

練るという行為は、油絵具の組成分を平均化させるという、描画の準備段階として重要な意味を持っています。使用するナイフは、練る絵具の量に合わせて、パレットナイフとペインティングナイフを使い分けます。


 チューブ内の油絵具は、時間の経過とともに展色剤と顔料が少しずつ不安定な状態になります。それを練り直すことで、本来の安定した状態へと戻します。

混色をする際は、十分に練り混ぜましょう。練りが甘いとそれぞれの顔料ががダマのように残ってしまい、色味の定まらない不安定なままになってしまいます。


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