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基本的には製図通則の規定に従っているが、JIS B 3402によってCAD 製図規格が設定されている。 |
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JIS B 3402 によって定められている注意事項より抜粋する。 |
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- CAD 製図の運用に当たっては適切なシステムを用いて、CAD 製図と手描き製図と混用しないこと。ただしこの場合、製作者や設計者が記入する署名は別扱いで、混用にはならない。
- その他に三次元形状を示すには形状データを必ず明記すること。
- 表題欄にはCAD システム名の記入欄を加えること。
- 二次元製図に三次元図形を加えて参考図示する時には、三次元図形に尺度を記入しないこと。
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線の太さや種類、及びその比率などは機械製図と同様と規定されているが、JIS Z 8321「製図-表示の一般原則-CAD に用いる線」に基づいて用いる。
機械製図では使わない線の種類(跳び破線・三点長鎖線・一点二短鎖線・二点短鎖線・二点二短鎖線・三点短鎖線・三点二短鎖線など)も基本形として細かく規定されている。
その他用法については以下のような規定に従うこと。
- 複数の平行線では間隔を0.7mm以上あけること。
- 破線などの交点では間隔(隙間)で交差せず、必ず線と線で交わること。
- 短線と長線による線では、できるだけ長線で交差させること。点線も同様に点と点で交差させるようにする.
- 線に色を使う場合、色の意味を明記する。また複写しても鮮明な色を使わなくてはならない。
- 基本形を組み合わせ、線に特別な意味を持たせて使うことも可能である。
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文字の種類も機械製図に準じるが、フォント(書体)に対しては特別な規定はない。ただし、漢字・ひらがな・カタカナは全角、ローマ字・アラビア数字及び小数点は半角を使うようにすること。
以下、使用条件を箇条書きすると、
- 直立体(ローマン体、正体)と斜体(イタリック体)を混用しないこと。
- 文章を和英で表示する時は和文を最初にし、次に英語。
- 英文は基本的に大文字を使用する。
- 数値と単位記号との字間には約1/2字間を空ける。ただし角度の単位に字間を空けないこと。
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