絵具の伸びや乾燥速度を調整したり、発色や固着力を助長する用液。画面保護などにも用いられる。
画用液として用いられるものには乾性油、樹脂(ニス)、揮発性油などがあります。 ここでは、これらの性質をいかして作られた描画用液・画用ニスを紹介します。
画用液
[03] 加工油
[04] 加工方法
[05] 乾燥速度
[06] 黄変度
[07] 乾燥被膜の状態
乾性油
ニス
揮発性油
特殊画用液
手作りニスの処方例
調合油
乾性油 [04] 加工方法 加工方法には様々なものがあります。空気を遮断して加熱し、脂肪酸同士を重合(分子が鎖のように結合する)させたもの(スタンド)や、空気中の酸素を取り入れながら加熱し酸化重合させたもの(ボイルド)、また酸化させながら日晒(ひざらし)したもの(サンブリーチド)などがあげられます。