板目の版材には、ムク板、ムク板を表面に貼り付けた合板、ベニヤ板と3種類のスタイルがある。材質はサクラ、カツラ、ホオ、シナ、ラワンが主流である。
現在ではシナベニヤが最も広く普及し、厚さにも4ミリ6ミリ9ミリなどバリエーションがある。
木版画用に精製を経たベニヤ板が、製版に望ましくしかも両面使用する事が出来る。
建築資材として市販されるシナベニヤ板も使用に耐えるが、表面が単一の板でない場合が多い。板ごとの接着に紙の両面テープが使われていて、そのテープの厚みが起伏となって平滑な刷りが不可能である。
よって市販のベニヤ板では状態の良い部分を選んで使うか、技術的な工夫が必要である。