ここではデザインのために活用する用紙について説明する。










 用紙には、目がある。目というのは、紙の繊維が流れている方向のことである。  用紙の繊維は、紙をすく方向にそって並ぶため、用紙に目が現れることになる。 製本や照明器具などで用紙を使用する場合、目の特性を生かして課題に取り組むことも必要になってくる。目の方向の見分け方は下記のような方法がある。

 長辺にそって繊維が流れている状態を縦目(T目)、長辺に対して直角に目が通っていれば横目(Y目)である。紙の目が不鮮明な場合に確かめる方法例として、手で軽く折り曲げ(図1参照、横目の例)曲げやすい方向を確かめる。もしくは、手で軽くちぎり(図2参照、縦目の例)、切れやすい方向を確かめる、などがある。





COPYRIGHT(C)2003 CCMAU, ALL RIGHTS RESERVED.