手前の植栽の部分。
木炭の線描、消し具による線や点で描写する。押さえ込まれた木炭の調子が重層的に関わる。有機的な表現になっている。
墨 鮎美(2006年度提出作品)
参作3 風景

右上部のひさし部分。
指やガーゼで擦り込んだしっとりとした調子。微妙な階調の変化が見られる。

正面建物の壁面の部分。
指やガーゼによる濃くしっかりとした調子。陰影を暗くすることで季節や日差しの強さを表す。