参作 3 <風景>
岡安菜緒(2003年度提出作品)

画面左側中央の樹木
鮮やかな赤や茶系の色彩をポイントで配置する。彩度の対比により周りの淡い調子が引き立つように見える。

画面中央電線部分
細筆による伸びのある線の表現。雲のボリュウムに対して動感を感じさせる。

右側家屋の壁の部分
水を多く含んだ大きな面の表現。明暗の柔らかい調子の変化であるが、面の違いがしっかりと表されている。