●鉛筆を削る:
自分の思い通りに、目的に合わせて削ることができるのが、鉛筆の最も優れた特徴の一つである。カッターや切り出しナイフで形状を工夫しながら削る。
鉛筆を下向きにして小指と薬指だけで持つようにし、親指をカッターに当て、これを支点に刃と鉛筆の角度が変わらないように、鉛筆を引く。始めに手のひらを開いて指だけで鉛筆を持つのがポイント。
デッサンで使う鉛筆はすぐに減ってしまうので、筆記用より芯を長く削るのが一般的である。
長い芯は折れやすいので、芯は削らず太いままにし、木のカスを落とすだけで良い。
また角度を寝かせて太い線が引けるように、木軸も長く削る。
シャープナーを使わず、面倒でも手で削る理由はまた他にもある。
※カッターを持つ手の脇をしっかり閉めて動かないようにする。
※刃物を振ってはいけない。
※鉛筆を上に向けると黒鉛が指先に落ちてきて手が汚れる。