HTML

リスト

ul要素

順序付けされない項目のリスト(箇条書き)には、ul要素を使用する(ulはunoldered listの略)。

ul要素は項目の序列がない(項目が並ぶ順番の重要性は低く、番号が振られない)リストのことである。

直接中に入れることのできる要素(子要素)はli要素のみ。

以下はul要素の使用例。

<h3>代表的な春の野菜</h3>

<ul>
<li>アスパラガス</li>
<li>たけのこ</li>
<li>春キャベツ</li>
</ul>

Webブラウザでの表示例。

ul要素の表示例

項目の先頭につく丸印などはCSSでの変更や非表示が可能なので、HTMNLを書く際には気にせず、CSSで指定する。

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ol要素

順序付けされたリストには、ol要素を使用する(olはoldered listの略)。

ol要素は項目の序列がある(項目の並ぶ順番が重要であり、番号が振られる)リストのことである。

以下はol要素の使用例。

<h3>好きな春の野菜ベスト3</h3>

<ol>
<li>アスパラガス</li>
<li>たけのこ</li>
<li>春キャベツ</li>
</ol>

Webブラウザでの表示例。

ol要素の表示例

項目の先頭につく数字はCSSでの変更が可能なので、HTMNLを書く際には気にせず、CSSで指定する。

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li要素

ul要素、ol要素内の項目にはli要素を使用する。liはlist itemの略。

ul要素、ol要素に直接入れられる要素(子要素)はli要素のみのため、ul要素、ol要素内の項目は必ずliでタグ付けする。

li要素には多くの他の要素も入れることができるため、リストを入れ子にしたい場合は、li要素の中にul要素やol要素を入れることになる。

以下はul要素を入れ子にした例。

<h3>春の野菜を使った料理</h3>

<ul>

<li>グリーンアスパラガス
<ul>
<li>グリーンアスパラガスの焼き浸し</li>
<li>グリーンアスパラガスの天ぷら</li>
<li>グリーンアスパラガスのグラタン</li>
</ul>
</li>

<li>たけのこ
<ul>
<li>たけのこご飯</li>
<li>若竹煮</li>
<li>たけのこの木の芽和え</li>
</ul>
</li>

<li>春キャベツ
<ul>
<li>ロールキャベツ</li>
<li>回鍋肉</li>
<li>コールスローサラダ</li>
</ul>
</li>

</ul>

Webブラウザでの表示例。

ulリストを入れ子にした表示例

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dl要素

「ある名前」と「その値」をセットでリストにする場合に、dl要素を使用する。

直接入れられる要素(子要素)はdt要素とdd要素のみ。

複数の値をまとめ、それに名前をつけてリストにする場合などに利用される。

<dl>
<dt>著者</dt>
<dd>スティーブ・L・ウィットフィールド</dd>
<dd>ウォーレン・G・スミス</dd>
<dt>翻訳</dt>
<dd>市ノ瀬ひとみ</dd>
<dd>水谷圭介</dd>
</dl>

または辞書や辞典のような、「ある用語」と「その説明」をリストにする場合などにも利用される。その場合、dt要素の中で「ある用語」に相当する語句は、dtf要素にする。

以下はdl要素を辞書の見出し語と用語の説明に使用した例。

<h3>コンピュータ本体の部品解説</h3>

<dl>
<dt><dtf>CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)</dtf></dt>
<dd>コンピュータの処理の中心的存在。グラフィック描画以外の演算性能に大きく関係する。</dd>
<dt><dtf>メインメモリ</dtf></dt>
<dd>主記憶と呼ばれる部分。コンピュータで扱えるデータの大きさや、同時に動かせるアプリケーションの数に関係する。</dd>
</dl>

Webブラウザでの表示例。

dl要素の表示例

インデントの幅や行間などはCSSでの変更が可能なので、HTMNLを書く際には気にせず、CSSで指定する。

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