補足 - コンピュータ

コンピュータでの色の扱い

加法混色

コンピュータはR(Red)、G(Green)、B(Blue)の3色の混合の割合で色を表現する。このR、G、Bの3色のことを光の3原色という。

光の3原色は(光なので)、その原理は、混ぜれば混ぜるほど明るくなる加法混色と呼ばれている。

RとGの光を足すと、Y(Yellow)の色の光になる。

GとBの光を足すと、C(Cyan)の色の光になる。

RとBの光を足すと、M(Magenta)の色の光になる。

RとGとB、すべての色を足すと白色の光になる。

逆に、すべての色がなければ、光がない状態(すなわち黒)である。

加法混色

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24bitカラー

コンピュータで色を表現する場合、まずR、G、Bの3色をどれぐらいの階調数で表すかを決める。

24bitカラー(フルカラー)では、R、G、Bの各色に8bit(1Byte)を割り振る。

8bit(1Byte)は、256種類の情報を表現できる。

つまり24bitカラーは、Rで256階調、Gで256階調、Bで256階調を表現することができるということである。

24bitカラーで表現できる全ての色数は、256×256×256で約1677万色になる。

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CSSでの16進数6桁による色の指定方法

CSSでは、RGBの各色を16進数2桁(計6桁)で指定できる。

RGB各1Byteであれば、各色16進数で00〜ffで表現される。

#に続けて書かれる数字の意味は、先頭から2文字ずつ(1Byteずつ)、R、G、Bの各色の色を示している。

000000:RGB全ての色が光っていない→黒。

ffffff:RGB全ての色が光っている→白。

ff0000:Rだけが1番強く光っている(GとBは光っていない)→赤(R)。

00ff00:Gだけが1番強く光っている(RとBは光っていない)→緑(G)。

ffff00:RとGが1番強く光っている(Bは光っていない)→黄(Y)。

00ffff:GとBが1番強く光っている(Rは光っていない)→シアン(C)。

ff00ff:RとBが1番強く光っている(Bは光っていない)→マゼンタ(M)。

16進数によるRGB

RGB各00〜ffまでの各256色の混色で、約1677万色になる。

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