彫塑I

2単位[面接授業2単位]

人体頭部を対象にして粘土及び石膏直付けで実習を行う。ここで人体頭部を対象にしているのは毎日見ている人間の頭部を深く観察することにより、見知っているはずのそれに潜む多様性に気づき、自然界の奥深さや見ていることの曖昧さ、そして見ることそのものについて考える契機としてほしいからである。重要なことはモデルの頭部を自分の目を通して深く観察し、そこから得たものを粘土や石膏で形に置き換えてゆくこと。自分が作った形をよく見てモデル頭部との違いを感じ、何が欠けているのか、あるいは何が不要なのか、と試行錯誤を繰り返すことが、さらに対象の観察を深める方法なのである。