油絵学科 絵画コース

油絵を中心に、
現代の多様で新しい造形・絵画を創造。

油絵を中心に、幅広い絵画表現を追求するコースです。学生は初心者から経験者までさまざまですが、すべての学生が同じ スタートラインに立ち、対象をしっかり捉える描写力、絵画を成り立たせる要素や技法など、まず基礎力を充実させます。最終目標は、自分の「描きたいもの」を絞り込み、それを具体的な形にしていくことです。

そこで大切なのは、「描く楽しさ」 を知り、深めていくこと。教員は、 個人指導によって各自の創造活動をサポートし、描く楽しさ、その醍醐味を共有していきます。 集大成である卒業制作では、毎年、教員も驚くほどの作品が並びます。

絵画コースの卒業制作作品をご紹介。

「記憶」120 × 160㎝ キャンバス、油彩
2017年度卒業制作

透明度を増していく 自分と作品との営み

自分の ”気分“を表そうと苦悶した。 しだいに僕と作品の間に流れる営みが透明度を増していった。 かけがえのない充実した時間。 多幸感の中にも一歩引いた冷徹な目で作品に接すること。 これからの課題である。

キムリカ研

油絵学科 絵画コース 2017年度卒業

「春から秋へⅠ」 F100 キャンバス、油彩
2017年度卒業制作

母親という器の行き詰まり感。 私個人の存在は……

妊娠して母体となり、出産して母親になる。 しかしロールに抜け殻のような 行き詰まりを感ずることがある。 母と子は一体ではなく 独立したパーソナリティなのである。

酒德深雪

油絵学科 絵画コース 2017年度卒業

絵画コースの学習プロセス

【1年次】絵画Ⅰ。【2年次】絵画Ⅱ。【3年次】絵画Ⅲ、絵画Ⅳ、絵画Ⅴ、絵画Ⅵ。【4年次】絵画&#8550、卒業制作;。【1年次】絵画Ⅰ。【2年次】絵画Ⅱ。【3年次】絵画Ⅲ、絵画Ⅳ、絵画Ⅴ、絵画Ⅵ。【4年次】絵画&#8550、卒業制作;。

1・2年次

「絵画Ⅰ」では、静物をモチーフに、物の見方や造形の考え方の基本を学びます。「絵画Ⅱ」では、名画を参考にしたモチーフによる制作を行います。

3年次

「絵画Ⅲ」から「絵画Ⅵ」までは、具象的表現のA系、非具象的表現のB系のどちらかを選択しながら個々の表現を探り、さらに「絵画Ⅶ」の自由制作によって、それぞれが「描きたいもの」を掘り下げ、卒業制作へと展開していきます。

「絵画Ⅲ」では、「自然と生命」をテーマに、対象を観察し、発見を大切にした制作を、「絵画Ⅳ」では、「人と身体性」をテーマに、表現の身体性に注目した制作を学びます。「絵画Ⅴ」では、「素材と表現」をテーマに、さまざまな素材を取り入れて制作を行います。

4年次

「絵画Ⅵ」では、「空間と構造」をテーマに、絵画固有の世界にアプローチする技法を学びます。「絵画Ⅶ」では、自らテーマを設定し、表現内容を掘り下げ、それをどのような素材でどう表現していくか明確にしながら、卒業制作につながる制作を行います。

絵画コースの科目をピックアップ。

静物をモチーフにした油彩

絵画Ⅰ(1・2年次)静物を描く

物の見方や造形の考え方を学ぶ上での普遍的なモチーフである静物を描き、対象の造形的正確、構図・構成などを追求します。

  • 静物をモチーフにしたクロッキー・木炭デッサン・油彩制作(通信授業課題)
  • 静物をモチーフにした木炭デッサン・油彩制作(面接授業課題)
二人の人物を組み合わせた油彩

絵画Ⅳ(3年次)人と身体性

古来、造形表現の主要なテーマである人体。
それはさまざまな経験や感情を呼び起こし、私たちはそれを自らの身体を通して描きます。
観念的な捉え方を突き崩し、新たな表現の可能性を模索します。

  • 人体をモチーフにクロッキー・デッサン・平面作品の制作(通信授業課題)
  • 「人と身体性」をテーマにデッサン・平面作品の制作(面接授業課題)
日常の風景を「断片の風景」として捉えた油彩

絵画Ⅵ(4年次)空間と構造

絵画における空間は、人間の想像力の所産である。
素材、構図、形態、色彩などの構造化された関係性の中から、絵画に固有の豊かな世界の創造に向かう。

  • 空間と構造を意識した風景のクロッキー・デッサン・平面作品の制作(通信授業課題)
  • 空間と構造をテーマにしたクロッキー・デッサン・平面作品の制作(面接授業課題)

絵画コースの履修モデル

1年次

造形基礎Ⅰ
造形基礎Ⅱ
造形基礎Ⅲ
造形基礎Ⅳ
デッサンⅠ
絵画研究Ⅰ
絵画Ⅰ

2年次

デッサンⅡ
デッサン研究
絵画研究Ⅱ
絵画Ⅱ
彫塑Ⅰ
彫塑Ⅱ
彫塑Ⅲ
彫塑Ⅳ

3年次

複合的表現Ⅰ
絵画表現Ⅰ
絵画表現Ⅱ
絵画Ⅲ
絵画Ⅳ
絵画Ⅴ

4年次

複合的表現Ⅱ
絵画Ⅵ
絵画Ⅶ
卒業制作

  • は必修科目
  • 上記のほかに、造形文化科目(自由選択)を卒業までに50単位(内20単位は1・2年次に)修得する。
  • 2年次編入学生は「造形基礎Ⅰ〜Ⅳ」と「絵画Ⅰ・Ⅱ」が必修。
  • 3年次編入学生で、基礎的な造形学習を受けた人でも、日本画の基礎学習が不十分な人は「絵画Ⅰ・Ⅱ」を履修することが望ましい。

絵画コースのスクーリング。
教員や仲間との交流がよい刺激に。

絵画Ⅰ

絵画Ⅲ(B/抽象系)

絵画Ⅴ(A/具象系)

絵画コースの4年間の学費例をシミュレーション。

入学時には選考料・入学金、卒業までには授業料のほか、スクーリング受講料(面接授業)などが必要です。スクーリングは卒業までに30単位修得しなければなりませんので、年間平均で7~8単位のスクーリングを受講することになります。最短で卒業した場合、学費の概算は下表のとおりです。

1年次入学の場合

年次 選考料・入学金 授業料 スクリーング受講料 合計
1年次 10,000円 + 30,000円 285,000円 13,000円 × 4単位 377,000円
2年次 285,000円 13,000円 × 2単位 311,000円
3年次 285,000円 13,000円 × 7単位 376,000円
4年次 285,000円 13,000円 × 6単位 363,000円
1,570,000円

2年次編入学の場合

年次 選考料・入学金 授業料 スクリーング受講料 合計
2年次 20,000円 + 30,000円 285,000円 13,000円 × 6単位 413,000円
3年次 285,000円 13,000円 × 7単位 376,000円
4年次 285,000円 13,000円 × 6単位 363,000円
1,152,000円

3年次編入学の場合

年次 選考料・入学金 授業料 スクリーング受講料 合計
3年次 20,000円 + 30,000円 285,000円 13,000円 × 7単位 426,000円
4年次 285,000円 13,000円 × 6単位 363,000円
789,000円
  • スクーリングを鷹の台キャンパス・吉祥寺校・三鷹ルームで受講した場合の受講料で計算しています。
  • 2年次・3年次編入学の例は、入学時に既修得単位をスクーリング単位として認定された場合です。
  • 受講する科目によっては別途教材費がかかるものもあります。
  • 不合格によりスクーリング再受講となった場合、新たに同一の受講料・申込みが必要です。
  • 参考図書等の購入代金・材料費・課題の郵送料等は含まれません。