工芸工業デザイン学科 生活環境デザイン
コース

プロダクトデザイン、テキスタイル、陶磁。
領域を超えた提案者としての力を身につける。

本コースでは、社会環境の中で機能する各種の工業製品から、私たちの日常生活に欠かすことのできない布、土を素材とするクラフト製品など、さまざまな生活用具のデザインを対象としています。1・2年次ではまず、すべての領域にまたがる造形の基礎と、モノづくりの基礎的なプロセスを学びます。そして3年次からは、プロダクトデザイン、テキスタイル、陶磁の3領域の専門的な課題に取り組みます。

私たちは今日、快適さや便利さだけではなく、生活環境をどう捉えるかという視点から、道具や機器のあり方を問い直す必要に迫られています。私たちが目指すのは、領域を超えて、提案者として振る舞うクリエーターにほかなりません。

生活環境デザインコースの卒業制作作品をご紹介。

「FLOATING VASE ―花のたえない生活―」
鋳込み成形、焼き締め、磁土
W80 × D80 × H65mm
W90 × D90 × H50mm
W100 × D100 × H90mm
W130 × D130 × H85mm
W200 × D200 × H70mm
2013年度卒業制作

空間も心も、少しだけ豊かに

散歩の途中で見つけた野の花、
ふらっと入ったお花屋さんで見つけた花……。
小さなスペースしかなくても、
そんな花を一輪でも二輪でも、気軽に生けられたら。
そんな想いをかなえる花器。

小林 恵子

工芸工業デザイン学科 生活環境デザインコース 2013年度卒業

「Sense loop! ―全身の感覚を連動する、体感育具―」
本体: PP、塩化ビニール、アクリル板、熱収縮チューブ/ W860×D840×H100mm(チューブ径39mm)
鈴ボール: スチロール/⌀26mm
2014年度卒業制作

こんな遊び道具が欲しかった

見て、聴いて、振動で、
チューブの中を転がる鈴ボールの位置を感じて全身で操る。
身にまとうシンプルな遊び道具だ。
五感が刺激され、それらが連動して脳が活性化し、
バランス感覚や柔軟性が呼び覚まされる。
遊びの電子化が進んでいる今、
こんな遊び道具があってもいいと思う。

深川 朝美

工芸工業デザイン学科 生活環境デザインコース 2014年度卒業

生活環境デザインコースの学習プロセス

【1年次】素材別基礎実習、プロダクトデザインⅠ。【2年次】素材別基礎実習、プロダクトデザインⅡ。【3年次】生活環境デザイン論、工芸工業デザイン基礎Ⅰ・Ⅱ。【4年次】生活環境デザイン研究、生活環境計画#8544;・#8545;、卒業制作。【1年次】素材別基礎実習、プロダクトデザインⅠ。【2年次】素材別基礎実習、プロダクトデザインⅡ。【3年次】生活環境デザイン論、工芸工業デザイン基礎Ⅰ・Ⅱ。【4年次】生活環境デザイン研究、生活環境計画#8544;・#8545;、卒業制作。

1・2 年次の総合課程では、生活環境デザインにとっての基礎的な科目「図法製図I・II」、「工芸I・II」、「素材別基礎実習I・II」などを履修することを勧めます。
3・4 年次の専門課程各科目(生活環境デザイン論を除く)では、プロダクトデザインクラス、テキスタイルクラス、陶磁クラスに別れて課題を選択します。

プロダクトデザインクラス

ステーショナリーやキッチン用品、レジャー・スポーツ用品などの生活周辺の道具や機器、さらに環境や福祉機器、移動機器など、社会環境の中で機能するさまざまなプロダクト製品が対象。これらをデザインするための造形的なスキル、モノづくりのための各種表現技法を習得します。同時にテーマに即した問題発見から企画、提案まで、デザインのプロセスにおける目標を掘り下げて学習します。

テキスタイルクラス

アートとデザインの両方の視点から、ファブリックのある生活シーンを提案できる製作技法とデザインを学習します。

陶磁クラス

多様な製作技法を学習し、生活の場から公共の場まで、伝統的な土から新しいセラミックまで、素材を活かしたデザイン提案ができる力を養います。

生活環境デザインコースの科目をピックアップ。

複数のモデルによる検討(上)、完成した花器のモデル(左)、モデルと三面図(右)

プロダクトデザインⅠ(1・2年次)感性に応える造形の発想とモデリング

  • 遠近法による立体造形の表現(通信授業課題)
  • 感性語から造形をイメージする/モデル制作(面接授業課題)
  • デザイン製図基礎/立体の基本形と三面図の表現(通信授業課題)
素材とサーフェイス/織によるテクスチャー研究

工芸工業デザイン基礎Ⅰ/テキスタイルクラス(3年次)視覚とサーフェイスについての織物(布)研究

テーマ対象となる素材をイメージし、織によるテクスチャー表現研究を行う。

電気を使用しないエコロジーな掃除機

生活環境計画Ⅰ/プロダクトデザインクラス(4年次)自由制作

資源や地球環境への配慮をテーマに、モノの生産、流通、廃棄までの流れを研究し、具体的な機器や製品の提案を行う。

生活環境デザインコースの履修モデル

1年次

造形基礎Ⅰ
造形基礎Ⅱ
造形基礎Ⅲ
造形基礎Ⅳ
プロダクトデザインⅠ
デッサンⅠ
図法製図Ⅰ

2年次

プロダクトデザインⅡ
図法製図Ⅱ
テキスタイル基礎実習Ⅰ(自由選択)
陶磁基礎実習Ⅰ(自由選択)
金工基礎実習Ⅰ(自由選択)
木工基礎実習Ⅰ(自由選択)
ガラス基礎実習Ⅰ(自由選択)
レタリング
デザインⅠ
彫塑Ⅰ
工芸Ⅰ
工芸ⅠⅠ

3年次

イラストレーション
デザインリサーチⅠ
工芸工業デザイン基礎Ⅰ
工芸工業デザイン基礎Ⅱ
生活環境デザイン論

4年次

パッケージデザイン
生活環境計画Ⅰ
生活環境計画Ⅱ
生活環境デザイン研究
卒業制作

  • は必修科目
  • 上記のほかに、造形文化科目(自由選択)を卒業までに50単位(内20単位は1・2年次に)修得する。
  • 1・2年次の総合課程では、生活環境デザインにとっての基礎的な科目「図法製図Ⅰ・Ⅱ」、「工芸Ⅰ・Ⅱ」、素材別基礎実習Ⅰ・Ⅱなどを履修することを勧める。

生活環境デザインコースのスクーリング。
教員や仲間との交流がよい刺激に。

プロダクトデザインⅠ

工芸工業デザイン基礎Ⅰ(テキスタイル)

生活環境計画Ⅱ

生活環境デザインコースの4年間の学費例をシミュレーション。

入学時には選考料・入学金、卒業までには授業料のほか、スクーリング受講料(面接授業)などが必要です。スクーリングは卒業までに30単位修得しなければなりませんので、年間平均で7~8単位のスクーリングを受講することになります。最短で卒業した場合、学費の概算は下表のとおりです。

1年次入学の場合

年次 選考料・入学金 授業料 スクリーング受講料 合計
1年次 10,000円 + 30,000円 285,000円 13,000円 × 4単位 377,000円
2年次 285,000円 13,000円 × 2単位 311,000円
3年次 285,000円 13,000円 × 6単位 363,000円
4年次 285,000円 13,000円 × 8単位 389,000円
その他(1年次~4年次の間) 13,000円 × 10単位 130,000円
1,570,000円

2年次編入学の場合

年次 選考料・入学金 授業料 スクリーング受講料 合計
2年次 20,000円 + 30,000円 285,000円 13,000円 × 6単位 413,000円
3年次 285,000円 13,000円 × 6単位 363,000円
4年次 285,000円 13,000円 × 8単位 389,000円
1,165,000円

3年次編入学の場合

年次 選考料・入学金 授業料 スクリーング受講料 合計
3年次 20,000円 + 30,000円 285,000円 13,000円 × 6単位 413,000円
4年次 285,000円 13,000円 × 8単位 389,000円
802,000円
  • スクーリングを鷹の台キャンパス・吉祥寺校・三鷹ルームで受講した場合の受講料で計算しています。
  • 2年次・3年次編入学の例は、入学時に既修得単位をスクーリング単位として認定された場合です。
  • 受講する科目によっては別途教材費がかかるものもあります。
  • 不合格によりスクーリング再受講となった場合、新たに同一の受講料・申込みが必要です。
  • 参考図書等の購入代金・材料費・課題の郵送料等は含まれません。