カリキュラム・ポリシー | ディプロマ・ポリシー

カリキュラム・ポリシー

【1・2年次
1年次は、造形総合科目におけるコース指定科目として、生活環境デザインコースに向けた「プロダクトデザインI」、スペースデザインコースに向けた「インテリアデザインI」が開設されています。「プロダクトデザインI」ではものづくりに共通するデザインプロセスの概要と図面やスケッチによる表現及び立体造形の基本を学習し、「インテリアデザインI」では学習の対象を身近な空間のデザインとして、空間とは、機能とは、表現とはという空間デザインの基本的な考え方を体験を通して学びます。
2年次にも各コース指定科目が置かれ、「プロダクトデザインII」ではものに対する用途の要求項目や問題を発見する方法、ものづくりのデザインをする上で必要なアイデアの展開と表現方法など一般的なデザインプロセスとデザイン提案を表現する基礎を学習し、「インテリアデザインII」では空間の観察方法を学び、都市が示す表情と機能を「もの」と「こと」の調査から明らかにすることで人と環境と造形の関係を考察し、空間デザインの考え方をもう一歩進めて、提案に至るまでの基本的なプロセスを学びます。

3・4年次
3年次は、「工芸工業デザイン基礎I・II」が学科必修科目として位置づけられ、コースの枠を超えて同じ題材に取り組むなど、道具と空間の関係を包括的に捉えて広い視野を獲得する機会としています。製品や都市の調査・解析手法、基本的な造形材料と技法、表現の意味と作用を具体的に学びます。また各コースにおける専門学習の理論的視座を形成する科目を開設し、「生活環境デザイン論」ではデザインの歴史やものづくりの現場への理解を、「スペースデザイン論」では都市の表情からシーンへの展開を通して演出性への理解を深めます。
4年次は、さらに造形表現の能力を蓄えるとともに、デザイン上の問題意識や企画提案能力、他者への伝達能力をいっそう高めていくことに取り組みます。生活環境デザインコースでは「生活環境計画I・II」「生活環境デザイン研究」で、プロダクトデザインに必要な社会的テーマの調査研究と考察・提案力の養成や、クラフトデザインに求められる製品化・商品化に向けた企画力とプレゼンテーション力の獲得をはかります。またスペースデザインコースでは「空間設計I・II」「スペースデザイン研究」で、商業施設の個性化の可能性や光の演出による意味生成、劇場舞台におけるコミュニケーション作用を学びながら空間表現の能力を身に付けていきます。「卒業制作」では学習の集大成として自らテーマを設定し、調査や分析、考察を踏まえて解決策を探究し、造形表現と一体となったデザイン提案を行います。

ディプロマ・ポリシー

通信教育課程共通のディプロマ・ポリシーを踏まえ、卒業制作を含む専門科目を中心とした観点を以下に示します。
(1) 調査や計画、設計や表示に関する基礎的技術を獲得しているか。
(2) 材料の特性を活かし、条件や目的に応じた適切な造形表現が行えるか。
(3) 社会の中から問題を独自に発見し、新規性と客観性を備えたデザインとして提案する能力があるか。