カリキュラム・ポリシー | ディプロマ・ポリシー

カリキュラム・ポリシー

【1・2年次
デザイン情報学科には、グラフィックデザインを中心にメディアによる表現を学ぶコミュニケーションデザインコースと、コンピュータなどのテクノロジーと表現を繋ぐデザインを研究するデザインシステムコースがあります。コミュニケーションデザインコース指定科目「グラフィックデザイン基礎I・II」は、色のシステムの課題から始まり、さらに形の意味を理解することにより、色と形が織りなす意味の形成について学びます。またアイディアをコンピュータを使って表現できるスキルや文字、写真、ダイアグラム、広告的ヴィジュアル表現などの課題を通して、形成された情報が的確に共感と理解を生むメカニズムを体得することが、コミュニケーションデザインコースの基礎的素養となります。
デザインシステムコース指定科目「情報システム基礎I・II」では、情報システムについて理解するところから始まり、それが生活においてどのような役割を担っているか、コンピュータがどのような処理を行っているのかを理解することからデザインのアルゴリズムを学んでいきます。またハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなどの基礎的な知識を身につけた上、実際にプログラミングを経験することで、情報システムについての理解を深め、コンピュータやネットワークを介したコミュニケーションのあり方について考察、提案できる素地を学習します。

3・4年次
3年次の学科共通科目「メディア環境論」では既成のメディアから離れ、新たなメディアの可能性を自由な発想から考えます。また「マルチメディア表現」では、メディアをコンピュータに限定し、マルチメディアによる問題解決が人々の生活に何を実現できるのかを考えます。
コミュニケーションデザインコースには二つの柱があります。ひとつは「コミュニケーション研究I・II」で、リサーチなどを通じて社会の実態を理解し、グラフィックデザインの知識や技能をベースに、ワークショップなどを導入しながら、インタラクティブなコミュニケーションをプロデユースする生きたデザインを実践します。もうひとつの柱が「イメージ編集I・II」で色や形、文字や写真などの要素を編集し、総合的なメディアとして完成する力を研究という領域まで発展させる科目です。さらに「ヒト」「モノ」「コト」に注目し、新しい視覚表現の可能性を研究する「グラフィックデザインI・II」が選択科目として用意されています。
デザインシステムコースでは、インターネット上に無数に散らばるビッグデータについての理解を深めるための科目「情報通信ネットワーク」「データベース」があり、ユーザーが直接触れるインターフェイスでなく、より深い部分からデザインに関する問題提起や提案を行うための力を身につけます。また画像を用いた人間と人間、人間とコンピュータにおけるコミュニケーションについて考えていく「画像表現研究」があります。これらによって、広くアルゴリズム的なデザインの思考を身につけることをめざしています。さらに「デザインシステム研究」では、それまでに学んできた以外の専門分野を扱うことで、広い観点から発想するための力を蓄えます。
両コースとも4年次は集大成である卒業制作に取り組み、デザインの基礎となる技能と知識を、自らが設定したテーマに生かしながら、総合的に情報発信できる作品の実現をめざします。

ディプロマ・ポリシー

通信教育課程共通のディプロマ・ポリシーを踏まえ、卒業制作を含む専門科目を中心とした観点を以下に示します。
(1) さまざまな情報を収集し、広い知識を動員しながら社会的問題を抽出する力やテーマを設定する力が備わっているか。
(2) テーマに即して表現されたデザインが他者に受け入れられ、設定した問題の解決となっているか。
(3) 4年間の学習によって獲得した造形的素養を駆使して、情報を発信できるスキルが十分備わっているか。
(4) 個人の感覚に根ざした表現に独創性があるか。