カリキュラム・ポリシー | ディプロマ・ポリシー

カリキュラム・ポリシー

1・2年次】
1年次は「デザインリサーチI」が芸術文化学科に進学するための指定科目として位置づけられ、身近な事物の調査を通して、造形を狭義の美術に限らない広い視野で捉え直し、私たちと物との関係を客観的に把握し伝える能力を養います。その他の造形文化科目と造形総合科目は選択科目として配当されていますが、特定の領域・技法に偏らないよう美術やデザインの幅広い分野から履修することで、造形行為や作品の意味を深く理解することに繋がります。
2年次は「デザインリサーチII」が指定科目として位置づけられ、日常の生活空間の調査、さらには自身の記憶の中にある空間体験の分析を通して、私たちと場・環境との関係を客観的に把握し伝える能力を養います。その他の造形文化科目と造形総合科目は選択科目として配当されており、1年次と同様の方針でさらに知識や経験を広げる機会とします。

3・4年次
3年次は「ミュゼオロジーI」および「編集研究」を芸術文化学科必修科目とし、文献資料の特性と美術館の概論を学ぶことによって専攻の基盤を形成します。造形研究コースでは「造形民俗学」「造形学概論」が、文化支援コースでは「メディア論」「生涯学習概論」がコース必修科目として扱われ、理論的研究と実践的活動という各コースの特性に沿った学習に進みます。これらの科目は他コースにおける選択必修科目として扱われるので、コースの枠をさらに広げる学習に応えるものとなっています。また、3〜4年次における選択科目として博物館活動上重要な3つの専門領域に関する科目「博物館資料保存論」「博物館展示論」「博物館教育論」が開設されています。学生の履歴が多様であることから、学習の題材を各自の生活環境や興味関心と結び付けられるように課題が構成されています。
4年次は、造形研究コースでは「資料情報処理」「媒体組成研究」「造形学研究」が、文化支援コースでは「ミュゼオロジーII」「博物館実習」「文化支援研究」がコース必修科目として扱われ、専門的知見をさらに深めていきます。「卒業制作」は芸術文化学科必修科目として、研究論文の作成に取り組みます。これまでの学習を踏まえながらもそれにとらわれることなく、学生各自のテーマ設定に基づいた芸術文化上の課題を探究することで、自らの問題意識を問い直し、題材に関する理解を深め、それを他者に成果として提示する作業に取り組むことによって、芸術文化学科における学習の仕上げとします。

ディプロマ・ポリシー

通信教育課程共通のディプロマ・ポリシーを踏まえ、卒業制作を含む専門科目を中心とした観点を以下に示します。
(1) 研究テーマを具体化し、それに向けて情報を体系的に収集・整理できるか。
(2) 先行研究を批判的に検討し、それに基づいて独自の考察を展開できるか。
(3) 典拠註記等の論文作法を踏まえ、研究の成果を客観的に提示できるか。